Why I hate interpreting
Posted: June 21st, 2006 | Author: amake | Filed under: Japan | No Comments »この話はアメリカでは有名といえば有名なもので、いつものようにただ偶然にある日、「この話を日本語で伝えようとしたらなんていえばいいんだろう」と思って、大学の先生に聞いてみた。先生は何のことかさっぱりわからず、自分で調べるしかないと判断した。その結果をメールで報告したけれど、結構おもしろいと思うので皆様にもご紹介しよう。
M 先生
(略)
スピーチの件、早速調べてみました。
やはりゴルバチョフじゃなかったみたいです。日本語ではなんとフルシチョフと発音します。ちょっと意外。
靴を机に叩いた事件は、「埋めてやる」という発言とは関係ないらしい。「ロシア語通訳の、日本における第1人者」と称される方に書かれた『不実な美女か貞淑な醜女か』という本があって、その中にこの話が:
(引用)
一九五九年、時のソ連共産党第一書記兼ソ連邦首相のフルシチョフがアイゼンハワー大統領との会談のため訪米したおりのことである。ロスアンジェルス市長主催歓迎晩餐会に招かれ、主賓挨拶にたったフルシチョフが、「お前らを地中に埋めてやる」と言ったため、歓迎の宴は修羅場と化した。主催者側は、無礼極まる脅迫だと抗議するし、フルシチョフ一行は、旅程を繰り上げて帰国すると言い出す始末。
さて、実際にフルシチョフが挨拶の中で述べようとしたのは、「資本主義は滅びゆく体制であり、社会主義のほうに生命力がある。だからわれわれ(ソ連)のほうがあなた方(アメリカ)よりも生き延びる」ということだった。この最後の部分のフレーズを、ロシア語の慣用句を使って、「われわれのほうがあなた方のお葬式をしてさしあげることになる」と表現したのであった。
(略)
通訳者がこれを「土に埋める」と英訳したために一波乱起こってしまったのである。【情報源】
ということです。Googleで検索してみれば「お前らを埋めてやる」というフレーズが頻繁に出てくるので、僕の訳を正しいとしましょう(イエイ!)
この話のモラルといえば、通訳者は責任が意外と大きい、といえましょう。
amake
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